2011年Gretsch社からジョージハリスンファンに向け待望の一本が販売されました。
製作に企画、監修と携わったのはグレッチ・カスタムショップ　ステファン スターンです。
ジョージハリスン財団よりジョージが所有した実機を元に、様々なスキャニングを行いクローンを完成させました。
 
このギターについて2011年、販売当時のPR動画でも実機デュオジェットについて深く語られております。
私がこのギターを知ってから1番の謎であったオールブラックの真相に息子ダニーの憶測も加わり説得力のある説明がなされようやく腑に落ちた思いでした。
その彼の説明ではジョンのファーストリッケン325と共に市販ペイントで塗装されたかもしれないという内容にとても驚き親近感を感じました。
 
我々ファンが57ハンプトップ・デュオジェットを手にする方法として、同年式のデュオジェットを入手するという選択権もありますが、このメーカーの面白い性質の一つに（大きな個体差）という同じものが存在しない当時の手工メーカーならではの味があります。
当然、ファンであれば本人と同じ仕様の個体を入手したい思いは強いと思います。
このトリビュート・デュオジェットは正にその夢を叶えてくれた素晴らしい復刻版ではないでしょうか。
ボディ、ネック、ヘッドの傷の位置、各パーツのエイジング。
そして彼がオールドブラックと呼んだオリジナルでも味わうことの出来ないFullブラック仕様。
 
更に、唯一トリビュートではパーツ調達の問題から再現できなかったペグを当店にてジョージ所有機と同じオールドウェーバリーにアップグレードしております。
ペグポストシャフトの長さも変わりヘッド全体のルックスが全く違う印象に仕上がっております。
ギターとしての完成度も勿論最高水準
付属品も完備しております。
使えるグレッチ、そして憧れのジョージ仕様
Cloud nineのジャケットと共に想いを寄せてみてください！